CLILに関するレビュー論文が掲載されました

これも長かったなあ・・・うちの博士学生、がんばりました。構想から2年?かな?やっと表に出せました。採録通知を受けてから、出版までも長かったなあ・・・(泣)。レビューした論文は140本を越える超大作です。

CLILというのは、学習対象なっている言語で専門や教科の内容について教える授業形態です。大学では授業の国際化対応に迫られ、専門を英語で教えるという取り組みをしている大学も多いかと思います。本学も各学部に国際コースを設置して、行っていますが、まさにそれはCLILと言われる授業形態になります。もちろん大学だけではなく、初等中等教育において、教科内容を英語で教えるというのは広い意味でのCLILにあたります。

これ、実践レベルでは世界で数多くされているのですが、研究というレベルではまだまだで、最近、海外誌でも特集号が組まれたレベルです。CLILは授業デザインも実施・運用も結構大変で、経験値が利くのですが、教育工学の研究としては、これを経験依存のみにするのではなく、何かしら授業デザインの観点を提示し、多くの先生方に取り組んでもらえるように知見をだしていきたいところです。今回のレビュー論文はインストラクショナルデザインでもメリルの第一原理(the First Principle of Insturction)の観点から、現在のCLILに関する研究がどういう観点で授業デザイン研究を行っているのかレビューしたものです。

CLILにご興味がある研究者や学生、実践の方がいましたら、お読み下さりますと幸いです。今回、メインで執筆した博士学生は日本語教育におけるCLILを行っていますので、これからこのレビューを踏まえ、よい研究をしていけるといいなと思います。

Hao, H. and Yamada, M(2021). Review of Research on Content and Language Integrated Learning Classes from the Perspective of the First Principles of Instruction, Information and Technology in Education and Learning, 1(1), Rvw-p001. https://doi.org/10.12937/itel.1.1.Rvw.p001

今後ともどうぞよろしくお願い致します。