九州大学 山田研究室

ENA勉強会を行いました

2025年08月11日

毎年恒例になりつつある、研究・分析手法を学ぶ集中ゼミですが、今回はENA(Epismetic Network Analysis)を扱うこととなりました。質的なデータをコーディングなどの処理を行い、定量的に扱うことができるように処理した後に、ENAを行うことで、コーディングなどに使用したフレームワークなどの要素間の関係性など、分析することができます。インターネット上でオープンになっているENAツールを使って分析します。

私自身はENAを使った論文を査読することはありつつも(ENAの専門家でもなんでもないので、他の観点で私は査読することを期待されているのだろうと)、使用したことがありませんでした。ただ、ENAにかけられる談話分析データはあるので、それを今回は勉強会の分析チュートリアルで使用し、学生たちとみんなで学びました。ENAの基本的な考え方、活用されている論文の輪読、チュートリアルと続き、全体的な議論を行いました。大変勉強になりました。今回、企画立案をしてくれた耿先生に感謝します。

第1回はラグシーケンシャル分析、第2回はメタ分析、それに続いて第3回はENAと、様々な研究トレンドを踏まえて、自分たちの研究に取り入れていける形を考えていきたいと思います。次は何しようかな・・・次が楽しみです。

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