今年7月に台湾の彰化にて開催されるIEEE ICALT 2025(CORE B)の査読結果通知があり、4件の採録がありました。査読者のみなさま、ありがとうございました。
Geng, X., and Yamada, M (2025). Assessment and Feedback of Learning Strategies in AR Language Learning: Designing Learning Analytics Dashboard with Learning Prompts
この発表はARを活用した日本語学習支援システムにて学習ダッシュボードを開発していたのですが、そのダッシュボードのデザインとして、学習プロンプトの概念を適用してデザインし、学習方略に関するフィードバック、その評価に関わる分析を行ったものです。
Ma, B., Lu, M., Chen, L. and Yamada, M (2025). Connect E-book Content and Structure to Student Jump-Back Behavior
この研究ではデジタル教材内の文章と構造が、生徒のページスキップ行動とどのように関係しているかを調査したものです。また、デジタル教材の構成要素とセンシングデータを1つにまとめた学習ダッシュボードの機能を提案しています。
Chen, L., Li, G., Ma, B., Tang, C., Yamada, M. and Shimada, A (2025). Classifying Knowledge Nodes and Analyzing Activation Features: An Integrated Knowledge Graph Approach for Collaborative Problem-Solving
本研究では、STEM教育におけるCPSを支援するために設計された、3段階の統合的KGアプローチを導入し、CPSの学習成果に影響を与える有効なKGの特徴を検討した結果について報告をします。
Yamada, M., Aiura, W., and Fukushima, S. (2025). VR-Based Assessment for Picture-Book Storytelling Training: A Preliminary Research
この研究はVRを活用した絵本読み聞かせスキル習得支援システムにおいて、そのスキルを測るのに、視線、各アバターに対する視線の配り方、顔の向きなどのマルチモーダルデータを使っているのですが、その評価指標で絵本の読み聞かせスキルを計測するのに妥当なのか、保育技能を教えてられる先生、実際に現場入りしたことのある高校生にVRを体験してもらった上で、評価をしてもらいました。その結果について報告するものです。
10年ぶりの台湾開催のICALTですが、楽しみにしています!!