九州大学 山田研究室

国際会議 eLearnにて3件の発表を行います

2024年09月09日

8月上旬に締め切りがありましたAACEが開催している国際会議 eLearnにて3件の発表が採択されました。場所はシンガポールです。何年ぶりでしょうか・・・以前、ICCEが開催された以来ですかね。懐かしい。10年ぶりくらいですかね。

Geng, X., Uchiyama, H., Shimada, A., and Yamada, M. (2024). Decoding Memos: The Role of Learning Concept Explanation System in a Technology-Enhanced Learning Environment, Proceedings of eLearn 2024

これは、以前、島田先生代表のAIP加速研究にて、内山先生(現在 NAIST)が開発されたLGC(Learner-Generated Contents)システムの活用と実際の学習活動の関係性について分析した内容になっています。LGCを使った学生と使っていない学生で教材上の学習行動などがどのように異なるのか分析をしています。

Yamada, M., Geng, X., Lu, M., and Taniguchi, Y.(2024). Exploring the Role of Metacognition in Enhancing Learning Outcomes through Learning Analytics Dashboard, Proceedings of eLearn 2024

これは本学のラーニングアナリティクスダッシュボードである”Metaboard”の上にある、Moodleの学習ログを可視化するシステム”Activity Charts on Moodle”というシステムと、学習教材配信システム”B-QUBE”の開発、その利用としてダッシュボードの有用性評価とメタ認知の関係性に分析したものになっています。

Aiura, W., Yamada, M., and Fukushima, S. (2024). The Development and Formative Evaluation of an AR-Based Picture-Book Storytelling Training System, Proceedings of eLearn 2024

こちらは、今、共同研究をしています、本学大学院システム情報科学研究院の福嶋先生との研究成果になります。現在、福岡市立福岡女子高校と共同で、保育士を目指す高校生向けの、本の読み聞かせスキル習得のためのARによる学習支援システムを開発し、その使用感について評価したものになっています。先生と生徒さんにも体験してもらい、率直なご意見を頂きました。保育は日本の特殊性もあるので、ちょっと説明が難しいところであり、書いていて、悩んだのですが、採択となり、安堵しています。結構、面白い研究になるんじゃないか?と思っています。

 

もしご参加の方がいらっしゃいましたら、来て下さりますと幸いです。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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