今まで乗っていたバスとは違う、自然科学系エリア方面のバスに乗って、そして降りるところも違う、途中まではいままで見ていた風景なのですが、その先は違う風景で、何か新鮮な感じがしました。新たなステージということで、これから見る風景はいろいろ変わってくるんだろうと思います。精一杯、がんばろうと思います。
3月31日に基幹教育院を離れるというお話をしたのですが、4月より実は学内で異動することとなり、九州大学が新たに立ち上げましたデータ駆動イノベーション推進本部(通称、DX推進本部)へ移りました。公募が出ていて、どうしようか迷っていたのですが、家族、お世話になっている方々から背中を押してもらって、挑戦しようということで出し、採用という形になりました。なかなか最終決定ということにならず、本当に大丈夫なのか?とずっと不安でした・・・上長で、これまでラーニングアナリティクスセンター長で、研究でもお世話になっております、谷口倫一郎理事(DX推進本部副本部長)/副学長からは「大丈夫だよ」とお声かけは頂いていたのですが、人事はどうも怖いところがあるので・・・
異動先はDX推進本部の中の、デジタル社会創造部門というところになります。これまでラーニングアナリティクス、教育工学の研究を取り組んできましたが、デジタル社会ということで、知能情報学やデータサイエンスの研究アプローチだけではなく、人文社会科学系の研究も統合させながら、デジタル社会のあるべき姿、それに関する開発、社会実装研究を進めていくことになります。大学院兼任は人間環境学府ということで、教育工学の研究室をそのまま維持することになりますので、主たる研究、軸足はこれまでと同じラーニングアナリティクス、教育工学の研究を進めていくことになります。学内外の様々な先生方や実践者のみなさんとコラボレーションしながら、研究を進めて参りたいと思っております。教育に限らず、様々な分野における研究知見、研究知見の応用も進め、デジタル社会というものを具現化していくケースを創っていけるよう、がんばっていきたいと思います。
また、ポジションも実は、准教授から教授となりました。それだけ大きな研究をしていくことになるなと、身が引き締まる思いでもあります。ですが、これまで研究室でやってきた、和気藹々とした感じで、みんながHappyになる研究を進めて行こうと思っています。楽しくやっていこうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。