九州大学 山田研究室

新年早速の吉報!学術協力研究員の論文が採録・出版されました

2023年01月10日

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

新年1つ目のポストがこういうハッピーなおめでたい話というのがいいですね。このまま続くといいなと思います。
うちといいますか、うちの元博士課程学生で、久米先生のところにお世話になっている学術協力研究員であります郝皓さんの論文が採録され、このほど、出版されました!!長かったなあ・・・実は採録は昨年末には決まってはいたのですが、いつ出版かというのは何も明示されず、時間が流れていました。Springerほどの世界的大手出版社なので、こういうことはしっかりしていると思っていたのですが、あまり明確な回答が得られずで、本当に採録されたのかどうかもわからないなと正式な出版まで待っておりました。

これは労作です・・・やっと採録・掲載されました!長かった・・・査読者の先生方、ありがとうございます。大変、有用な、論文の改善に活かせる建設的なコメントで、いろいろ考えるヒントになりました。大変感謝致します。

Hao,H.,Susono, H., Geng, X.,Chen,L., and Yamada, M.(2023). Effects of using the first principles of instruction in a content and language integrated learning class, Asian-Pacific Journal of Second and Foreign Language Education, 8:2, 10.1186/s40862-022-00173-2

インストラクショナルデザインの1つであるメリルの第一原理(The First Principle of Instruction)を内容言語統合型授業(CLIL)に適用した実践で、IDを用いたことによる有用性と課題を定量的調査とディスカッションに対する談話分析を通じて明らかにした労作です。代表著者のカクさん、とてもがんばりました!本当におめでたいです。採録率も13%という報告をSpringerから受け、大変厳しい論文誌でしたが、よくやりました。これでカクさんの博士号取得に向け、プロセスが進むこと、また就職もできる業績にもなったことを安堵しています。

Open accessになっておりますので、ご関心のあります方はお読みくださりますと幸いです。今後はもうちょっとICT活用×ID×CLILの方向で研究と実践を展開していきたいですね。ご興味ある方はぜひお声かけ下さればと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

PAGE TOP