2月になり、授業期間が終わりました。2月になったら、落ち着くのかなと思いきや、そんなことはなく、授業がないからこそ、いろんな仕事があります。2月は試験期間に加え、学部生・修士学生の口頭試問、大学院の入試、学部の入試が続きますね。ある意味、授業期間よりも忙しいと言えるかもしれません。
今年の2月28日は日本教育工学会研究会が九州大学 箱崎キャンパスで行われます。情報基盤研究開発センターの多川先生が現場のマネジメントをされています。山田の関係では2件の発表があります。
- 第二言語リスニング能力の改善を目的としたゲーム型学習支援システムデザインの検討
唐霏爾(九州大学大学院),山田政寛(九州大学大学院/九州大学基幹教育院) - スマートフォンを活用した大学図書館ゲーム教材の開発 -ARCSモデルに基づく自発的学習の動機付けを目指して-
井川友利子,工藤絵理子,野原ゆかり,金子晃介(九州大学附属図書館), 山田政寛(九州大学基幹教育院)
1件目は英語リスニング学習支援システムをゲーム型にしたいということでしたので、そのために必要な先行研究レビューの結果を簡易な形で整理したものです。研究のペース、他大学の学生や研究者、実践者がどういう研究をしているのか、学んでもらうという育成を目的に発表にチャレンジしてもらいました。また日本語プレゼンの形式や日本語プレゼンに慣れることがとても大事なので、それも重視しています。
2件目は本学の附属図書館と共同で行っている実践研究です。図書館付設教材開発センターの金子先生のご協力もありまして、附属図書館内で情報検索したり、図書館のサービス活用を学ぶことができるゲームを開発しました。その開発したゲームを紹介させて頂きます。今、このゲームの効果を評価しています。来年度も実践的な効果を見ることができればと思っています。
もしご興味がありましたら、ぜひご参加ください。また、年度末の研究会はプチ全国大会規模にはなります。平行セッションが6,7つあります。小学校、中学校、高等学校など現場の先生もご発表されます。ご興味あるかたは是非ご参加下さい。参加は無料です(予稿集は1000円)。