大変うれしいことに、山田研究室学生のD3 耿学旺くんの論文がJournal of Computer Assisted Learning(SSCI/Impact factor 3.761(2021))に採録されました!!
まずは査読者の先生方、Editorの先生方に大変貴重なコメントを頂き、本論文に光をあてて下さり、感謝致します。ありがとうございました。先生方のコメントをもって、大変洗練された論文になったと思います。
今回採録された論文ですが、耿くんの研究である、ARを利用した日本語複合動詞学習支援システムにて、どういう学習行動を取り、それらがどういう学習方略につながっているのか、ラーニングアナリティクスのアプローチを活用して、明らかにしたものです。複合動詞というのは、「立ち上がる」とか、「取り外す」といった、2つの動詞が組み合わされている動詞です。結構、日本人は使うのですが、留学生のみなさんにはイメージがつかない・・・というか、単純動詞との区別がつかないというケースが多いと言うことです。たとえば、「外す」と「取り外す」の違いとか、「立つ」と「立ち上がる」の違いとかですね。そう言われると、確かに難しいですよね。
もしご興味のあります方はお読み下さりますと幸いです。
Geng, X. and Yamada, M. (in printing) Using learning analytics to investigate learning processes and behavioural patterns in an augmented reality language learning environment, Journal of Computer-Assisted Learning, https://doi.org/10.1111/jcal.12760
どうぞよろしくお願い致します。