とうとう2018年度の授業が終わり、落ち着くかと思いきや、大学院入試、修士課程学生の口頭試問、講演など盛りだくさんでした。またSIPの方でもまもなく試行授業が始まるということで、夕方から先生と一緒にシステム触りながら、コースの作成をしたり・・・ありがとうございます。
さて、2018年度も松田先生@首都大学東京と私は日本教育工学会論文誌特集号の幹事団をしたのですが、今回の特集号「アクティブラーニングのデザイン・実践・評価」が刊行されました。今回の特集号は評価という点が特に重要で、評価についてバラエティのある研究がそろったと思います。しかし、今回も前回のラーニングアナリティクス特集号と同様、いや、それ以上か・・・採録結果が厳しいものなっています。ここはなんとかしないといけませんね。
松田先生を委員長に、私が副委員長、そして、福山先生@明星大学、大山先生@大阪大学というフレッシュで新進気鋭の2人に幹事をお願いし、幹事団に入っていただきまして、刊行に向けて、進めてきました。総説では山内先生@東京大学、展望では福山先生と私、大山先生と松田先生の2本を掲載し、アクティブラーニングのこれまで、今、これから、それぞれのフェーズで何が求められ、どのような研究がなされ、評価をしてきたのか、今後どういう観点で研究を進めていくべきか、まとめられています。教科書的な役割を果たすことを目的に進めてきましたので、これからアクティブラーニング研究を進めていこうと思っているみなさなにおかれまして、ご参考になれば幸いです。松田先生と、若手の福山先生、大山先生、ありがとうございました。若手の2人は幹事を未経験ながら、ほんといろいろ勉強して、刊行に向けて尽力してくださいました。今後も大活躍してくれることを期待しています。
最後になりましたが、ご投稿して下さいましたみなさま、査読担当して下さいました先生方、編集委員を受けてくださいましたみなさまにも感謝申し上げます。みなさまのご助力なくしては刊行に至りませんでした。ありがとうございました。
日本教育工学会論文誌 42巻(3) 特集号「アクティブラーニングのデザイン・実践・評価」https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjet/42/3/_contents/-char/ja