やりました!!共著の論文が採録になりました。本学の図書館活用学習のためのゲーム開発・評価研究の論文が採録されました!!しかも、Journal of Academic Librarianshipに!!本当にうれしいです。金子先生、お疲れ様でした。
Kaneko, K., Saito, Y., Nohara, Y., Kudo, E.,Yamada, M.(to be appeared) Does physical activity enhance learning performance?: Learning Effectiveness of Game-based Experiential Learning for University Library Instruction, The Journal of Academic Librarianship (SSCI Impact factor 1.287) (accepted 2018.06.15)
まさに図書館と協業による研究成果です。図書館員のお3方がデザインをし、金子先生が開発・評価、私が土台となる理論とそれに基づくデザイン方針、ゲームの評価実験デザイン、評価を行いました。本当にすばらしい成果が出て、うれしいです。今でもいろいろ思い出します。斎藤さん、工藤さんがゲーム作りたいっていうので、図書館に呼ばれていって、いろいろディスカッションをしました。お2人はゲーム作成への熱意が熱く、「ゲーム開発、大変だよ」とか、「なんでそのタイプのゲームがいいと思うんですか?」とかいろいろ質問しましたが、その情熱で返されました・・・(汗)お2人の、その熱意に負けました(笑)そこからいろいろデザインが始まり、理論的な視点の整理、開発で金子先生に入って頂きました。
図書館活用のためのゲームというのは、この2,3年でいろいろ出てきました。興味深いゲームも数多いです。ただ、参考にして、研究に発展させるためには、やはり論文として参照できることがとても大事だと私は感じています。本研究は身体性(動作など)を踏まえたゲームであり、それに関係させた評価をしています。パワーポイント教材と比較実験を行い、身体性を伴うゲームの方が実践1か月後の遅延テストでは完了できたタスクの数やスピードに有意差があることが示されました。一方で身体性が必要とされないタスクはパワーポイント教材の方が早かったです。
このような図書館活用ゲームを開発したい方々、研究したい方々に向けて、参考になればと思っています。ご関心があります方々は、デザインは図書館員の野原さん、斎藤さん、工藤さんへ、開発・ログを踏まえた学習評価にご関心がある方は金子先生、理論的バックボーン、能力評価に関してご興味のある方々は私へお問い合わせくださればと思います。
参考:図書館活用学習のためのゲーム型学習システムの開発・評価 2015-2016
https://mark-lab.net/?page_id=12
どうぞよろしくお願い致します。