九州大学 山田研究室

山田研究室のメンバーとゼミ

山田研究室メンバー

修了生・山田研究室に所属された方々

渡邊 浩之(テクニカルスタッフ: 2019年10月-2022年3月) 

現在、熊本大学 教授システム学研究センター 客員研究員
本研究室在籍時にはラーニングアナリティクスに基づく学習スキル・学習支援スキルの同定研究に従事した。

陳 莉(2021年12月修了: 2021年10月ー2022年3月:学術研究員) 博士(教育学) 

現在、九州大学大学院システム情報科学研究院 助教
修士・博士課程を通じてCollaborative Problem Solving-based STEM Instructional Design based on Learning Analytics(ラーニングアナリティクスに基づく協調的問題解決型STEM授業のデザイン)に関する研究を行なった。
CELDA 2020 Best Paper Award受賞

耿 学旺(2024年2月修了) 博士(教育学)

現在、九州大学データ駆動イノベーション推進本部 特任助教
修士・博士課程を通じてARを活用した日本語複合動詞学習支援システムに関する研究を行なった。

江藤真美子(2017年3月修了(修士))

現在、福岡市養護教員として勤務。博士(医学)
修士の頃の研究として初等中等教育における、知識構成型ジグソー法を用いたヘルスリテラシー育成に関する研究に従事
大学院人間環境学府長賞 最優秀賞 受賞

唐霏爾(2017年3月修了(修士))

GPSを用いた英単語学習ゲームのデザインと評価に関する研究

濵田さとみ(2020年3月修了(修士))

株式会社ベネッセコーポレーション(Classi株式会社)を経て、現在、京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 緒方研究室 博士後期課程学生
修士の頃の研究は中学校における数学証明問題に関する学習支援システム開発に従事

馮宣淇(2021年3月修了(修士))

現在、株式会社アピリッツにて勤務
修士課程ではインフォーマルラーニングにおけるゲーム型学習環境のラーニングアナリティクス基盤の開発研究を行なった(SSCI Journal “Journal of Educational Technology & Society” (Impact factor: 2.086)採択)

徐宇凡(2021年9月修了(修士))

現在、Zhejiang Jiaxing Digital City Laboratory Company Limited(中国)にて勤務
修士課程ではグループディスカッションに伴う学習活動の可視化システムの開発と評価に関する研究を行なった

平田沙希(2024年3月修了(修士))

現在、ALL DIFFERENT株式会社(旧株式会社ラーニングエージェンシー)にて勤務
修士課程では音声認識技術と自己調整学習支援を踏まえた音声記憶方略活用による英単語学習支援システムの開発と評価に関する研究を行なった
(Learning Analytics and Knowledge 2024(CORE Ranking AならびにGoogle Scholar Matrix in Educational Technology #20)にてHonorable Mention Poster Awardを受賞)

李瑭(2024年9月修了(修士))

現在、株式会社NTTデータインフォメーションテクノロジーにて勤務
修士課程ではVRを活用した日本語オノマトペ学習支援システムの開発と評価に関する研究を行なった

共同研究者・学術研究員・スタッフ

テクニカルスタッフ

芥川利恵

  1. 研究・業務内容

    研究プロジェクト「教育データリテラシーモデル構築と関連システム開発」の研究支援

共同研究者:九州大学データ駆動イノベーション推進本部 特任助教

耿 学旺

  1. 研究・業務内容

    ・スマートラーニングデザインに関する研究
    ・ラーニングアナリティクスに関する研究
    ・ARを活用した日本語複合動詞学習支援システムに関する研究

共同研究者:九州大学大学院システム情報科学研究院 助教

陳莉

  1. 研究・業務内容

    ・スマートラーニングデザインに関する研究
    ・ラーニングアナリティクスに関する研究
    ・協調的問題解決学習を活用したSTEM教育に関する研究

共同研究者:秋田大学大学院理工学研究科 助教

Lu Min

  1. 研究・業務内容

    ・ラーニングアナリティクスと統合したデジタル教材配信システム開発研究
    ・学習行動可視化システム"Reading Path"の開発研究

共同研究者:九州大学情報基盤研究開発センター 准教授

谷口雄太

  1. 研究・業務内容

    ・ラーニングアナリティクスと統合したデジタル教材配信システム開発研究

共同研究者:九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授

大久保文哉

  1. 研究・業務内容

    ・ラーニングアナリティクスと統合したデジタル教材配信システム開発研究

共同研究者:九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授

福嶋政期

  1. 研究・業務内容

    ・スマートラーニングデザインに関する研究
    ・VRとラーニングアナリティクスを組み合わせた学習支援システムのデザイン・開発研究

学生・研究生等

ゼミ聴講生(博士後期課程3年)

劉 婧怡

出身校

  • 修士:九州大学(地球社会統合科学府)
  • 学部:(中国・北京)首都師範大学、 広島大学3+1プログラム(日本語教育専攻)
  1. (1)研究・業務内容

    九州大学 大学院地球社会統合科学府(言語メディア・コミュニケーションコース)博士後期課程 内田諭研究室
    研究内容:学習者向けの日本語文章の難易度判定

  2. (2)代表的な業績

    ・論文

    劉婧怡(2022)「形容詞の意味特徴と日本語教材レベルの対応関係の分析」『地球社会統合科学』28(2):24-36

    ・学会発表

    劉婧怡(2021)「対応分析による形容詞のレベル別の特徴抽出-日本語読解教材を例に-」英語コーパス学会語彙研究会2021.3.21(オンライン開催)
    劉婧怡(2021)「レベル別読解教材コーパスを使った形容詞の意味的特徴の分析-『分類語彙表』を用いて-」日本語教育学会秋季大会2021.11.28(オンライン開催)
    劉婧怡(2022)「日本語教科書文章の難易度判別式の作成および妥当性の検証」2022中国日本語学研究シンポジウム2022.11.12(オンライン開催)
    劉婧怡(2023)「日本語教科書の文章におけるレベル別の話題分析および語彙表の試案」東アジア言語文化学会2023.02.19(オンライン開催)
    劉婧怡(2023)「SVCを用いて話題の観点による文章難易度判定手法の提案」日本教育工学会春季大会2023.03.26(東京学芸大学)
    劉婧怡(2023)「レベル別の日本語教科書の言語特徴の一考察 ―日中比較の観点から―」日中対照言語学会第48回大会 2023.05.21(オンランイン開催)
    劉婧怡(2023)「SVMに基づく日本語文章の難易度関連特徴の探索とモデル構築」計量国語学会 2023.09.23(早稲田大学)

学術協力研究員

郝皓

出身校

  • 学部:天津師範大学(中国)、三重大学(日本)
  • 修士:三重大学(日本)
  1. (1)研究・業務内容

    ICTを活用した日本語CLIL授業のデザインに関する研究

  2. (2)代表的な業績

    ・論文誌

    1. Hao, H. and Yamada, M.(2021). Review of Research on Content and Language Integrated Learning Classes from the Perspective of the First Principles of Instruction, Information and Technology in Education and Learning, 1(1), Rvw-p001. https://doi.org/10.12937/itel.1.1.Rvw.p001

    ・国際会議

    2.Hao, H., Susono, H., and Yamada, M. (2018). Effects of content and language integrated learning class design based on the first principle of instruction theory: A case study. In 15th International Conference on Cognition and Exploratory Learning in the Digital Age, CELDA 2018 (pp. 201-207). IADIS Press
    3. Chen, L., Uemura, H., Hao, H., Goda, Y., Okubo, F., Taniguchi, Y., Yamada, M. (2018). Relationships between collaborative problem solving, learning performance and learning behavior in science education. Proceedings of 2018 IEEE International Conference on Teaching, Assessment, and Learning for Engineering (TALE) (pp. 17–24). Wollongong, NSW, Australia.

修士1年生

樋口尚宏

出身校

  • 九州大学共創学部
  1. (1)研究・業務内容

    ラーニングアナリティクスを活用した学習フィードバックシステムの開発研究

  2. (2)代表的な業績

    ・発表等

    樋口尚宏・耿学旺・山田政寛(2024).授業改善を目的とした授業中におけるリアルタイムラーニングアナリティクスダッシュボードのデザイン,日本教育工学会2024年秋季全国大会

修士1年生

尾﨑康平

出身校

  • 西南学院大学 法学部
  1. (1)研究・業務内容

    主体的なキャリア選択を促す探究型学習のデザインと評価

  2. (2)代表的な業績

    ・発表等

    特になし

研究生

褚泓毅

出身校

  • 城西国際大学大学院
  1. (1)研究・業務内容

    テスト結果のリフレクションを支援するラーニングアナリティクス基盤の開発と評価

  2. (2)代表的な業績

    ・発表等

    特になし

研究生

李睿

出身校

  • 吉林大学
  1. (1)研究・業務内容

    デジタル教材配信システムのログ等を活用した推薦システムの開発を予定

  2. (2)代表的な業績

    ・特になし

    特になし

山田研究室で行っているゼミ活動の紹介

研究ゼミ

研究ゼミは2部構成になっています。第1部は学生・参加者が取り組んでいる研究や実践について発表を行い、その研究・実践を発展させるために議論を行うゼミになります。発表者が発表した研究や実践をよりよくするにはどうするべきか、どういうデータを取るべきか、どういうところで実践の場がありそうか、どういう評価方法をすべきか、いろいろ議論を行います。第2部は英語文献輪読です。教育工学の研究で必要になる基本的な理論を学ぶことを目的としています。現在はCambridge Handbook of Cognition and Educationを読んでいます。
開催頻度・時間:月2回程度(隔週) 火曜日17時00分〜19時30分(オンライン)

英語文献ゼミ

英語文献ゼミは、参加者の研究や実践に関係する英語論文を輪読するゼミです。教育工学の研究は国内だけではなく、国際的にも行われており、研究である以上、オリジナリティが高いことが求められます。オリジナリティが高い研究、実践をするには国内外の研究・実践論文にあたり、その論文の良い点・改善すべき点・限界点を検討する必要があります。このゼミでは、国際論文誌から読みたい論文を選んでもらい、読んで、3枚から5枚程度のレジュメにまとめてもらって、発表をしてもらいます。その後、発表者の研究における、その論文の位置づけ、今後の研究の展開など議論をし、研究方法を学びつつ、研究を発展させていくことを目的にしています。

開催頻度・時間:毎週月曜日 17時00分〜18時00分(オンライン)

統計ゼミ

統計ゼミは、教育工学研究を進めて行くに当たり、基本的な知識となる統計について学ぶゼミです。これは学生の自主ゼミとして進めています。私たちは統計学の研究をしているわけではないので、統計学を突き詰めていくことは目的としていません。ツールとして統計を使います。ですが、ツールとして使うにも、最低限の知識、ルールは理解しておかなくてはなりません。このゼミでは統計学に関する基礎的な文献を輪読したり、データ分析を実際に行いながら、ツールとしての統計を学んでいくことを目的としています。
開催頻度・時間:月1回・要問い合わせ

認知心理学ゼミ

認知心理学ゼミは、教育工学研究を進めて行くに当たり、基本的な理論の理解をするためのものです。これは学生の自主ゼミとして進めています。人は学習するにあたり、様々な情報を認知し、処理をし、自分なりの解釈をし、意味づけしていきます。その学習過程においては、様々な情報媒体から学ぶこともあれば、人間関係の中から徒弟的に学ぶなど、さまざまな状況の中で学習というものは発生します。しかし、その過程において、人間はどういう認知的処理を行うのでしょうか?それに関連する理論は数多くあり、教育工学研究を進めるに当たり、基礎的な理論となります。
開催頻度・時間:月1回・要問い合わせ

ゼミ参加のお問い合わせ

ゼミ参加の受付については、基本的にはWelcomeの姿勢ですが、「文献担当・発表担当はしたくないが、話を聞きたい」という受け身な方は受け入れていません。参加する以上、文献輪読の担当をして頂きますし、研究ゼミでは発表も担当して頂きます(目安として半年に1、2回程度)。また、責任を持って参加して頂きたいために、継続的に参加される方に限定して受け入れています(半年以上は参加してもらいたいです)。自分の研究だけではなく、他の参加者の研究も高めて、学んでいく強い意思を持つ、研究マインドあふれた方、Welcomeです。参加されたい方は、どのゼミに参加されたいのか、何のために参加したいのか、私にメールでご連絡ください。お待ちしております。

PAGE TOP