九州大学 山田研究室

今年もありがとうございました

2015年12月31日

もうあと1時間ちょっとで2015年が終わります。長かったようで、短かった1年。九州大学に着任して3年目が終わろうとしています。ちょうど2013年1月1日着任だったんですよね。今年もみなさんに大変お世話になりました。ありがとうございました。

2015年を振り返ってみると、大型の研究プロジェクト「ビッグデータの教育分野における利活用アプリケーションの研究開発」が本格的にスタートし、微力ながら関わっていくことになりましたし、福岡県新たな学びのプロジェクトにも関わることができました。新しい経験をし、学びを楽しむことができました。自分主導の研究プロジェクトとしては今年度から挑戦的萌芽研究のご支援を頂き、学習ゲームに関する研究をスタートしました。

研究業績としては・・・
・論文は・・・なんと1本(泣・・・しかもファーストはなし)
・国際会議 9本(うちファーストは2本)
・書籍 1本(初の編著)
でした。論文は1本でしたが、インパクトファクターがあるものなので、とても良かったと思います。あと、国際会議もファーストは9本中2本でしたが、2本ともAwardを受賞するという、大変ありがたいことではありますが、ちょっと出来過ぎな感じがしています。山があれば谷がある。谷が来るのではないかと不安ではあります。

私がファーストの論文は採択は既に決まっているのですが、出版は2016年なのでカウントはしていません。2016年は論文をもっと出していかないと行けませんね。まだまだがんばりが足りません。11月にAECT Annual Convention@Indianapolisに参加してきましたが、アメリカでがんばっている中国人・韓国人若手研究者はとても積極的に国際会議で発表し、論文をどんどん早いサイクルで出しています。ポスドクも、いつ雇用期限が終わるかわからない中、とにかく前を向いて、研究業績を挙げています。日本の教育工学研究者(特に若手)はもっとこういう会議に出て、刺激を受けて、どんどん国際的に自分の研究業績を発表し、研究領域の発展と教育改善に貢献しないといけませんね。私はホントまだまだです。全くダメだなと。それを痛感して帰ってきました。自分を奮い立たせる良い機会になります。

「ビッグデータの教育分野における利活用アプリケーションの研究開発」では、関わっているメンバーがみんな、がんばってファーストで国際会議や論文を書いていくので、とても刺激になります。情報工学系の研究者の研究成果プロダクティビティには頭が下がりますね。しかも、関わっているみんなが協力して、成果を上げていくというのはすばらしいと思います。みんなが投稿する国際会議や論文(特集号などデッドラインがあるものなど)を選んで、がんばっていく感じです。このような自分を成長させる、よい機会を頂いたので、精一杯、がんばりたいと思います。

来年も実践に活きる研究ができればと思っています。来年も宜しくお願い致します。

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