新年になって、メールが来たのですが、私、CALL誌(Impact factor 2.121(2016))のTop 100 reviewers in 2017の1人なったとのことでした。これがどれくらいすごいことなのかわかりません。ReviewerのMother numberもわかりません。
ただ、日本と違うのは、日本だとReviewというのが学術領域、学会の発展をさせるための貢献活動であり、ボランティアで行われ、個人の意思のみで支えられているところがありますが、海外ではどのジャーナルのReviewerをやっているのかという情報は研究者の評価にもつながります。その研究領域のトップランクジャーナルのReviwerであるということは、自分の研究能力を認められている1つの指標にもなるからです。とあるジャーナルでは、研究者からCheif Editorに対して「査読をさせてくれ」と言われることもあるようです。
そういう観点に立つと、今回のようにImpact factorつきの論文誌におけるReviewerとして、母数は知りませんが、Top 100としても評価されるというのは大変ありがたいことと思っています。どれくらいすごいのかもわかりませんが(100人中100位かもしれませんから)、とりあえず、「ありがたい」と素直に喜びたいと思います。
ちょっと最近、CALL系の研究が若干下火になっているようにも私個人は感じております。ICCEという国際会議で、Sub Conference groupsの1つでありますTELL(Technology-Enhanced Language Learning)グループのCo-chair, Executive Program chair、そしてTELL SIGのSIG Chairもさせて頂きましたが、だんだん元気がなくなってきているようにも思っております。SIG Chairの任期が終わりましたので、ICCEからはお役御免かなと思っておりましたが、2018年はTELL GroupのCo-chairをすることとなりました。何かTELLの発展につながることができればと思っております。