今週からPBLです


学習環境デザインプロジェクトですが、今週からPBL(Project-Based Learning)のフェーズに入ります。

前半の知識伝達編で、教育心理学、社会心理学、情報技術の関係で学習環境に関する基礎的な理論や実践、事例を紹介してきました。考える観点も説明し、受講者にはいろいろ考えてもらいました。

今週以降はPBLです。もちろん今まで教えた理論から発展させて、学習に関する研究知見、ツール関係の情報、他大学の事例など自主的に情報収集を行いながら、現状分析をしてもらいます。

この授業では図書館内に設置されている学習環境である、オープンスタジオ、または図書館全体にタイする学習環境について、現状分析に基づいたデザイン提案してもらうことになっています。そのためにも図書館の方に現在の金沢大学中央図書館の現状について報告して頂きました。受講者からは積極的な質問がなされ、これからが楽しみです。

今までの知識伝達編で、ミニッツペーパーはTwitterを通じて出してもらいました。関連情報も合わせてTogetterで整理しました。

学習環境デザインプロジェクト1
http://togetter.com/li/199706

学習環境デザインプロジェクト2
http://togetter.com/li/202522

学習環境デザインプロジェクト3
http://togetter.com/li/205905

学習環境デザインプロジェクト4
http://togetter.com/li/209206

Web Designing 10月号にIDOが簡単に紹介されていました


前にTwitterで東大の頃からお世話になっているスパイスワークスの関根さんに学習システムやコンテンツでもお世話になっているというお話をしていたら、関根さんがマイナビ社(社名変わられたんですね。旧社名:毎日コミュニケーションズ社)のWebDesigning誌より取材を受けられることになりました。毎日コミュニケーションズ社というと、就職活動の雑誌で学生さんには有名ですが、Web Designingという雑誌も有名です。

そこで、関根さんが山内先生、北村先生@東京経済大学、私が取り組んでやってきたシステム”IDO”を紹介されたいということで、お受けしていました。”IDO”はスパイスワークスさんに開発をお願いしていました。

国際会議や業務に追われ、バタバタしていて、WebDesigningを購入するのを忘れていて、こないだ、国際会議に行く前にまとめて3ヶ月分購入したんです。読んでいたら、10月号の特集「Webデザイナー白書」に関根さんが載っていて、IDOの画面、出てました!!見たときは「おお!!」と感動しました。ちょっとでも、自分が関わったシステムがこのような雑誌に出るというのはうれしいですね。

しかし、学習システム、コンテンツは見た目や使いやすさというデザインも必要なのですが、それだけじゃダメで、学習行動の流れ、学習しやすいものというのが必要になってきます。Webのデザインというと、企業紹介、広報、マーケティングといった消費活動に結びつく方で話題になることが多いですが、学習という、心理的活動であり、成長していくという行動におけるデザインを、Webデザインで使われているセオリーの方向から迫ってみるのも面白いかも知れませんね。Webサイトでも啓蒙型コンテンツってあるじゃないですか。環境保護とか自然科学関係のWebサイトなど。そのあたりで使われているWebデザイン原則とか関連しそうですよね。

私たちの研究領域ではインストラクショナルデザインとか、学習科学で蓄積された研究知見・理論があるのですが、そういった理論との接点を探索していくのもいいですね。興味深いです。時間がある時にでもこの分野でも研究もしてみたいです。