博士論文公聴会を開催致します

ここまでやってきました・・・長かったです。まだ学位授与が確定されたわけでは全くないのですが、公聴会という、どういう結果になるにせよ、学位授与における1つの節目にあたる場に到達しました。とうとう山田研究室初の博士号授与の可能性がうっすらと見えてきました。

教育工学は比較教育、教育史、教育哲学、教育社会学など教育学におけるメジャーな研究領域からは異質に見える研究領域かと思います。特に山田研究室はICT活用を前提とした研究をやっていますので、情報工学との結びつきがとても強いです。その領域における研究業績の評価など、いろいろ見直すところがあったわけですが、教育学は様々な研究領域とも関連させながら発展している領域もであり、その度量の深さというものもあり、お認めくださったことでいろいろ進展がありました。教育システム専攻の先生方、この議論を進めて下さった岡 前専攻長、木村 現専攻長に感謝致します。

Short noticeになってしまうのですが、下記の通り、博士論文公聴会を開催致します。ご興味がある方はぜひご参加ください。下記の通り、申込フォームにご登録を下さった方へ11月4日午前中までに会議URLとパスワードを送ります。どうぞよろしくお願い致します。

【陳莉氏 論文公聴会】
日時:2021年11月4日(木曜日) 13時〜14時30分
論文提出者:陳莉氏(九州大学基幹教育院 学術研究員)
論文題目:Collaborative Problem Solving-based STEM Instructional Design based on Learning Analytics
(ラーニングアナリティクスに基づく協調的問題解決型STEM授業のデザイン)  *プレゼンテーションは日本語で行います。

会場:Zoom会議
会議URL:参加いただける先生方は「2021年11月3日(火曜日)」までに下記申込フォームに
ごお申し込みください。ご参加お申し込み下さった方に11月4日午前中までにZoom URLとパスワードをお送り致します。
参加申込フォーム:https://forms.gle/QTRWdcU6VfiMmggMA

国際共同研究基金Bが採択になりました

大変ありがたいことに、科研費 国際共同研究基金Bに採択されました。審査をして下さった先生方に感謝致します。ありがとうございました。通知は12月だと思っていたら、10月だったのですね・・・基幹教育院の事務の方よりご連絡を頂いて、「え?またあ。まだ先だったはず」と思い、申請リストを見たら、「おおお!!採択されているー!」と。

実は、正直、驚いています。あまり自信はなかったのです。この科研費の公募に気づいたのが遅かったのですが、今回、サバティカルということもあるので、いい機会になると思って、がんばって書きました。しかし、この科研費は一緒に共同研究をしてくれる海外の先生のご協力が必要になります。その先生に一筆、書いてもらわないといけませんし、英語でその先生に何をやってもらうのかも書いてもらわないといけないのです。

本当に無礼を承知だったのですが、今回、サバティカルで受け入れ教員をして下さっているステファニー先生にダメ元でお願いしたのですが、いろいろ調整にすぐ動いて下さって、共同研究のグラントに出すことについてご承諾を下さりました。ステファニー先生にもとても感謝しています。

今回のネタですが、九大、ミシガン大学それぞれで研究開発し、成果も発表しているラーニングアナリティクスダッシュボードがあるのですが、それをより良いものにすべく、多角的にデータを分析し、有効性が高くなるデザインを検討するものです(その「有効性」というのがなかなか微妙な言葉ではあるのですが・・・w)。

先日、ステファニー先生も大変お忙しい中、お時間を作って下さり、ディスカッションをしたのですが、これ、なかなか難しいテーマなのです。単に、「ユーザーインターフェイスいいし、理解度もあがるし、良かったね」という代物ではないんですよね。ステファニー先生とも「一筋縄ではなかなかいかないよね」と、深イイ話ができて、これからの共同研究が楽しみになりました。

分担者はJST AIP加速研究などでもお世話になっている合田先生(熊本大学)、元基幹教育院の助教で大学院システム情報科学研究院の准教授で戻ってこられた大久保先生、法政大学のネハル先生の4名で行います。この科研は若手もいれて、若手育成にもつなげないといけないということもあり、ミシガン大学との共同研究で研究者育成にもつながればいいなと思います。いや、私もまだまだなんですけどね・・・しかし、年齢的にそうではないということになってきたことに少し寂しさも感じます。ですが、「若手」と定義されている研究者の元気に負けないように、いい研究、していきたいと思います。

研究成果を出して、効果的な授業にできるように展開するような研究にしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。