自己調整学習・先延ばし行動・LAの研究発表をしてきました


国際会議、14th International Conference on Cognition and Exploratory Learning in Digital Age 2017(CELDA 2017)にて発表が終わりました。

 

 

Yamada, M., Oi, M., & Konomi, S. (2017). Are learning logs related to procrastination? From the viewpoint of self-regulated learning, Proceedings of CELDA 2017, pp.3-10. Link to this article

内容はe-Bookのログ(ぺーじめくり(戻るも含む)、ズーム、メモ、マーカー、水平方向への展開・垂直方向への展開など)、課題提出時間、自己調整学習意識(MSLQ)、先延ばし行動意識の関係について分析したものです。結果はおもしろかったんですけど、自分が見えたらいいなと思った、e-bookの学習ログと先延ばし行動との関係性は見られなかったです。残念!レポートやミニッツペーパーの提出時間などデッドラインを意識したものについては見えました(そりゃ当然といえば当然)。あと、ズームとか、ブックマークとか、水平方向に見るなど、情報の選択や注意支援に関する機能がSRLの伸びと正の相関があるといった結果は見えて、これはおもしろい結果でした。逆にメモとかマーカーの利用との相関が見えないのが不思議ではあったのですが、間接効果など見ると、暗に影響は与えてるかもしれません。たとえば、水平方向に見るという行為とメモやマーカーの関係はあるのかもしれません。

質問やコメントも多くもらって、うれしかったです。名古屋大学の三輪先生とも初対面を果たし、うれしかったです。論文はよく読んでいましたし、私の学部時代のお師匠さまであります、服部先生とも共同研究をされていたこともあり、間接的なご縁はあるのですが。セッション中でもランチでも三輪先生からも興味深い観点でコメントを頂き、次の研究に使ってみたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございました。

早速、収穫があり、よかったです。さらに、ノース・テキサス大学のメイ先生という、2年前にアイルランドでもお会いしているのですが、ここでもお声を掛けて下さって、いろいろ話が盛り上がりました。フルブライトで東工大に1990年代初めにいらしていて、故・坂元昂先生とご縁があるそうで、日本の教育工学関係者のお名前がどんどん出てきたので、驚きました。世界は狭いなあ。

修了生の発表がBook Chapterになりました


大変うれしいことに、私の学生が3月の国際会議SITEで発表した内容が、Book Chapterとしても採録になり、本日、Book Chapterとして出版されたとの連絡を受けました。地理データを用いた英単語学習のデザイン、開発、評価に関する内容です。本学教材開発センターの岡田先生、サイバーセキュリティセンターの金子先生、熊本大学 合田先生との共同研究の成果で、今年度で終わりますが、私の科研費 挑戦的萌芽研究の成果です。

Tang, F., Wang, B., Kaneko, K., Goda, Y., Okada, Y. & Yamada, M. (2017). Location-based Game to Support English Vocabulary Learning in Informal
Learning Settings,In Leping Liu. & David Gibson, D. (Eds.). Research Highlights in Technology and Teacher Education 2017. Association for the Advancement of Computing in Education (AACE).(pp.151-159) from https://www.learntechlib.org/p/180960/.

修了しても、こうやって業績として残り続けるというのは、いいですね。後期からもっと積極的に展開していきたいのですが、Unityのバージョンがあがってしまい、ちょっと動作がおかしくなったようで、今、修正中です。