九州大学 山田研究室

大学コンソーシアム石川のFD・SD研修会でアクティブラーニングのお話をします

2012年11月06日

年末になると、いろんなイベントが出てきますね。私もバタバタしております。

さて、来週11月14日(水曜日)なのですが、大学コンソーシアム石川FD・SD研修会にて、ソーシャルメディアでアクティブラーニングの支援をすることに関するセミナーをします。近年、プロジェクト学習などのアクティブラーニングが多くの教育機関で導入されてきていますが、授業外支援をどうするのか、という点が大きな問題点であると指摘されています。今回のセミナーではFacebookやTwitterといったソーシャルメディアといわれるツールをアクティブラーニングの支援にどのように使っていくか、議論をしたいと思います。

近隣の大学の教職員さんでご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。お申し込みは不要のようです。どうぞよろしくお願い致します。

大学コンソーシアム石川平成24年度第7回FD・SD研修会
時:11月14日(水) 18時~19時30分
所:石川四高記念文化交流館2階多目的利用室5
講師:山田 政寛(金沢大学 大学教育開発・支援センター 教育支援システム研究部門 准教授)

テーマ:「ソーシャルメディアでつなぐアクティブラーニング支援」

趣旨:本年8月の中教審答申『新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて』は、「生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った人材は、学生からみて受動的な教育の場では育成することができない。従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である」と指摘しました。しかし、授業外の支援をどのように行うのか、大きな課題となっています。一つの方策として、多くの学生たちが利用している、ツィッター、SNS・Facebook、Youtubeなどのソーシャルメディアの活用があります。ソーシャルメディアを用いることで学生の学びにどのような変化が実際に起きているのか-報告をもとに、新時代のアクティブラーニングについて考えます。

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