基盤研究Aが採択となりました

ほんとに驚きました!!この度、審査をしてくださりました先生方に大変感謝致します。審査をご担当された先生方、年末、年明けにかけて大変お忙しい時期だったように思います。先生方のご判断に違えぬよう、精一杯、教育現場の問題解決に貢献し、積極的に成果を国内外へ出していけるよう頑張ります。ありがとうございました。

この度、採択されたのは、ラーニングアナリティクスの研究でして、「学習行動」というものを理解するために、そもそものログというものを見直す必要があるのではないか?と思って、その学習ログの捉え直し、その捉え直したログを活用して、学習の改善につながるラーニングアナリティクス基盤を開発し、評価するものです。

基盤研究A 学習行動改善モデルに基づくラーニングアナリティクス基盤の開発と評価 2022年度ー2025年度

ラーニングアナリティクス研究をずっとやってきて経験的に感じたことなんですけど、ラーニングアナリティクス研究においてダッシュボード研究というのはメジャーな分野なんですけど、いろんなアルゴリズムを駆使して、ただダッシュボード作って評価し、実践を良くすることでいいわけじゃないんだなって、この1、2年でやっと感じるようになりました。ダッシュボードは学習管理システムなど、もともとの学習行動が行われるプラットフォームやコンテンツ配信基盤があってこそのダッシュボードで、その大元のシステム内の行動を可視化してるに過ぎないんですよね。何を言ってるかといいますと、もともとの学習管理システムやコンテンツ配信基盤などのプラットフォームのデザインのあり方を考えないとできない点も多いですし、ラーニングアナリティクスを進めてみて、キーになる学習行動が見えてきて、プラットフォームそのものを見直さないといけないことって多々あるんです。でも、プラットフォームありきでラーニングアナリティクスをすることって多くて、プラットフォームを修正するというのはなかなかできないです。

今回はその点に着眼して、プラットフォーム上の学習行動を可視化するダッシュボードをただ作るという、一方向性の研究をするんじゃなくて、その逆を考えるというところにポイントがあります。ダッシュボード開発・評価を代表するラーニングアナリティクス関係の成果から基盤のデザインのあり方を考えて、改善していくという、ラーニングアナリティクスをより良くしていくサイクルを回せる基盤を作りたいのです。

この度は、毎度お世話になっている、インストラクショナルデザイン、評価系にお強い熊本大学の合田先生、自然言語処理を中心に機械学習関係をご専門とされている本学の谷口雄太先生に基盤Bから引き続きご参画下さりました。さらに、空間情報学をご専門とされ、本学のラーニングアナリティクス基盤開発にもご尽力を下さっているLu Min先生、ニューラルネットワークをご専門とされている大久保文哉先生に新たに入っていただきまして、4年間の研究計画で進めて参ります。いつもお世話になってる島田先生にも入っていただきたかったのですが、エフォートがないということでして、研究協力者として関わって下さることになりました。

分担者、協力者の先生方とよいシステムデザイン、開発、評価を進め、ラーニングアナリティクスから教育の課題解決に貢献できる研究を進めていきたいと思います。研究成果も審査をされた先生方、みなさんのご期待に添えるようにしっかり出して行こうと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

博士後期課程修了の祝賀会

世界的にオミクロンの猛威が続いていますが、オンラインでささやかではありますが、山田研究室初の博士号取得者 陳莉さんの祝賀会を開催しました。陳莉さんの修士課程/博士後期課程在籍時を知る山田研究室のOB/OGも呼びました。また陳さんの研究をささえ、また個人的にもいろいろ相談に乗って頂いたLu Min先生(基幹教育院)もご参加下さりました。ありがとうございました。昔話に花を咲かせ、盛り上がりました。

山田研究室初の修士学生/修了者で、福岡市で養護教諭をしている江藤さん(大学院人間環境学府 学府長賞最優秀賞受賞者)から、江藤さんたった1人の山田研究室からここまで修了者も増え、博士号取得者も出たことに感慨深いものがあるというコメントなどもあり、私も感激しました。東京の方で、教育産業でエンジニアとしてがんばっている濵田さん、ゲーム業界でがんばっている馮くん、中国に帰国して、研究所で勤務している徐くんも元気そうでした。みんな、大学院と企業との違いを実感しつつ、各人の力を発揮して、がんばっていました。元気そうで良かった。

その徐くんから陳さんへ素敵なプレゼントとして、これまでの陳さんのがんばりと山田研究室の動画をつくってくれました。陳さんも感激していました。徐くんは修士過程学生の時に陳さんからいろいろ研究のサポートもあり、今回の陳さんに対する博士号授与も大変喜んでいました。

そして、私にも・・・徐くんは私にも気を遣ってくれて、定期的に挨拶のメールが来るのですが、本当にありがたいです。

本当にオンラインでささやかながらの祝賀会でしたが、一生の思い出に残る、とてもよい祝賀会でした。これからも教育工学の研究を通じて、教育工学の研究領域を発展させていく研究者人材の育成はもちろんのこと、企業でも様々な業界で活躍できる人材育成に貢献していきたい、それだけのことができる研究室をつくっていきたいと心を新たにがんばりたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。