プロジェクト・研究

現在のプロジェクト


Conomi+ 2008 -

conomi1.gifConomi+は、家など学校外で「気軽に」英語を勉強をすることができることを目指した英語学習システムです。協調フィルタリングという、Amazon.co.jpなどで使用されている推薦アルゴリズムを用いて、学習者の興味関心に合った英語ニュースを配信し、辞書機能、単語登録、コメント入力など認知的・社会的な学習支援を行うことで、学校外の学習でも継続できるような仕組みになっています。今年度は新しい協調フィルタリングのアルゴリズムを開発し、より学習効果の高いものを目指していきます。私はシステムの全体的な設計、評価の一部とプロジェクのディレクションを行っています。東京大学大学院情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座のプロジェクト(総括:東京大学准教授 山内 祐平先生)。


社会的存在感と認知的存在感がタスクベース外国語学習に与える効果の検証 2008-

遠隔教育において、周りの学習者の存在感を感じることで、学習のモチベーションが高くなることや、学習の満足度が向上するなど学習の情意面における有効性が主張されています。外国語教育では遠隔教育について、実践が多いものの、遠隔教育に関係する学習科学や心理学の背景理論を踏まえないで研究されていることが多い状況にあります。本研究では、タスクベースの外国語教育において、相手の存在感を感じることで実際の学習へ結びつける方法を検証するために「存在感」に着目し、研究を進めています(個人研究)。


eラーニングにおける自己調整学習を促進するメンタリング支援システムの開発 2009 -

eラーニングにおける学習者の自己調整学習を促進するメンタリング支援システムに関する研究をしています。対面で講義を受けることがほとんどないことを前提にしたeラーニングでは学習が継続されないということが今まで、今も大きな課題となっています。そのためには学習者に対して適切なメンタリングをメンターが行うなど、学習者に対する情意面等の支援を行う必要があるとされています。しかし、メンターにとっては、学習者の状況を常に把握し、できるだけ早い対応が求められるので、作業として大変負荷が高くなります。またメンターがいなければ学習ができない学習者を育成するというのも問題があります。本研究は以上2点の問題点を踏まえまして、自己調整学習理論に注目し、学習者の自己調整学習態度と行動を支援することを目的としたメンタリング支援システムの開発と評価を行います。宮川先生、松田先生、齋藤先生(青山学院大学)、加藤先生(放送大学)、合田先生(大手前大学)、望月先生(専修大学)との科研費による共同研究。


過去のプロジェクト


英語deキャリアアップ 2008


eigo2.jpg英語deキャリアアップは「なりきりEnglish!」スピンアウト企画です。「なりきりEnglish!」で培った研究成果を普及させるために、Willcom社 W-zero3ではなく、Podcastingで提供しました。英語deキャリアアップではIT業界で勤務されている方を主な対象として、IT企業で海外との会社との業務で良くあるものをIT企業で勤務している方へインタビューを行って選び、教材はIT企業の英語WEBページで頻繁で使用されている英語の語彙や表現、専門的な語彙や表現を使って開発しました。東京大学・ベネッセコーポレーション共同研究。私は業務の選定、ストーリーの立案などに従事しました。日経ネット、日刊工業新聞、ITMediaなど多数のメディアに紹介されました。iTunes Podcasting 8週連続1位!(現在はサービスを終了致しました)



なりきりEnglish! 2006 - 2008

narikiri.gif
学習者の英語使用文脈に合わせた英語リスニング教材の開発と評価をしています。教材を動作させるシステムはWillcom社のW-zero3を使用しています。2007年度は新日鉄株式会社社員様向けに、新日鉄様の営業活動を英語教材化し、効果の検証をしました。2008年度は効果の分析検証を行っています。私はシステムの設計開発を主に担当しました。東京大学大学院情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座のプロジェクト(総括:東京大学准教授 中原 淳先生)。












同期型CMCを用いた英語コミュニケーション能力育成支援システムに関する研究 2003 - 2008


videoconf_latest1.jpg修士・博士課程を通じて行った研究です。コンピューターを介したコミュニケーションをComputer-Mediated Communication(CMC)ツールと言いますが、その中でもテキストチャット、ビデオカンファレンスといったリアルタイムのコミュニケーションツールを「同期型CMC」と言います。この同期型CMCと学習者の動画と音声が外国語によるコミュニケーション学習に対してどのような効果があるか、どの点に気を付けて言語教育システムを設計するといいのか、について検討した研究です。




情報モラルに関する国際比較研究 2004


情報技術、ならびに情報モラルに関して世界の教育関係者からデータを収集し、分析を行いました。携帯電話の使用、親の責任、情報モラルがない学習者に対する教員の態度や取り組みについて報告しています(研究代表者:東京工業大学教授 赤堀 侃司先生)。


文部科学省  教育情報共有化促進モデル事業「e教員プロジェクト」 2003  -   2004


e-baner.jpg文部科学省では、平成15年度より、同一教科の教員の輪を広げ、教員の自発的なIT指導力向上を促すことを目的としたモデル事業(「教育情報共有化促進モデル事業」)を実施しました。このモデル事業の指定を受けた各地域の研究団体の研究成果を全国の教員に広めるための授業事例を共有化するためのWEBサイトを構築し、運営をしていました。平成17年以降は三菱総合研究所へプロジェクト運営を移管し、無事終了しました(事業企画評価委員長:赤堀 侃司 教授)。

このサイトは金沢大学 大学教育開発・支援センター 准教授 山田政寛(やまだ まさのり)のブログです。教育工学の観点からICTを使った教育環境の構築と評価に関する研究を中心に行っています。