2009年11月

センターWebページ、リニューアル!

c_web.jpg
本日、私が所属しています、大学教育開発・支援センターのWebページをとうとうリニューアルしました。

複雑だったメニュー、掲載情報の整理と再構造化、見せ方など検討しました。また今まで公開していなかった情報も公開しました。

本当にすばらしいデザインで、感動しています。

今後も本センターの研究成果、活動成果、イベントなど広く公開していきますので、今後とも宜しくお願い致します。




金沢大学 大学教育開発・支援センター  http://www.rche-kanazawa-u.jp/

いろいろばたばた

今週は忙しかった・・・


いろいろ締め切りが迫っている&過ぎている予稿と原稿を書かねばならんかったが、月曜日から大学間戦略GPの委員会から始まり、授業。火曜日は会議。水曜日も会議。木曜日は統計勉強会と共同学習会の発表、金曜日は本の原稿締め切りだった。


統計勉強会、共同学習会、JSET研究会予稿、書籍。今週、この4つが一気に重なった。会議の合間で資料、予稿、書籍を書くという、なかなかハードな感じ。統計勉強会は意外に重かった。でも自分にとっても復習にはなったので、良い機会だった。共同学習会(教員のゼミのような感じ)は外部参加をされる方が事前には1名だけと思って、気楽な気持ちでいたが、行ってみると4名の先生が参加されていて、びっくりしました。私の博士のころの研究についてお話したのですが、意外にウケが良く、安心しました。留学生センターの先生方との議論は現場に立たれる先生方の率直なご意見や現場での問題についてお話を聞くことができ、興味深い議論になりました。留学生センターでもビデオカンファレンスを用いた実践をされているということでした。


JSET原稿もなんとか間に合う。これもかなり大変だった。予稿で難しいところの1つ、イントロダクションに時間がかかった。自分でも整理したつもりだったが、読み返してみると論点がずれているかもしれない。今回は表が大きく、レイアウトが崩れることやPDF変換がうまくいかなかったことに手間取った。描画キャンバスの位置を読みとれないようだった。印刷でPDFというのがあるので、それでPDF化して提出。


そして本の原稿。締め切りを1カ月以上遅れて、なんとか提出。といってもグラフはできていないし、節のタイトルも一部仮にしておいた。これはチリ滞在中から体の調子が悪いことが完璧に響いた。帰国後も調子が悪く、出勤自粛というのが痛かった。出版社の方から催促のメールが来て、かなり焦り始める。かなり遅れてしまい、申し訳ありませんでした。


資料、論文も集めないといけないので、これにも時間がかかったし。でも、これはかなり勉強になった。昨日、行われた本センター主催の専門分野別教育開発セミナーの話にも関係するところで、その先行知識としてかなり良いものだった。画像の許諾を得るのにもいろいろお願いしていました。MITの飯吉先生(他にもいろいろお気にかけて頂いております。ありがとうございます)、国際交流基金の島田先生(なりきりEnglish!で一緒に研究してました)、東京外国語大学の芝野先生(おそらくいつかED-MEDIAでお名刺を頂いたかと思います)、東京大学の中原先生(なりきりEnglish!の総指揮。今でもいろいろお世話になっています)にはかなりお世話になりました。ありがとうございました。


とりあえず、緊急の締め切りモノは終わったが、また来週からいろいろやるべきことがある。先日、Rejectをくらった英文誌の修正、論文化するもの×2、実験計画、自分のシステムの設計・・・がんばります。


こういう日々が続き、そして2009年も残り1カ月ちょっととなった。あうあう。

ARを使ったサイト

こういうものもあるんですね。ARを使ったPRサイト。住友商事株式会社が運営している会社の紹介サイト「情熱EARTH」です。


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サイトへ行くと、コンピューターにWebカメラを接続し、サイトからカメラが認識するターゲットをダウンロードし、印刷します。















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これが印刷したものです。このカバンをもった人をWebカメラに認識させるのです。


























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印刷したものをこのようにカメラに向けると・・・






















jounetsu2.jpg

こんな感じで、画面上には地球の絵が出てきて、マウスで地球上の丸いアイコンをクリックすると、海外で活躍している住友商事の社員さんが関わってられるプロジェクトの紹介が右のペインに表示されます。









いやー、使い方としてはおもしろいですが、紙を持ちながら、マウス操作をしないといけなかったり、紙を持ちながらでないと、紹介文が読めないという部分ではやや難ありか。


でも、こういう操作が求められるような文脈を与えることができれば、うまく行きそうですよね。理科のシミュレーションとかで使えないでしょうか。おもしろい内容でした。表示される地球のオブジェクトに対して操作することができるというのも良い点ですね。興味深いサイトでした。

インプレス Internet Watch
住友商事がAR連動型新聞広告、Webカメラとブラウザで3DCG表示

情熱EARTH

将来を憂う

いやー、昨日は怒り、いや、呆れともいうべきか、将来を憂うことが多かった。


朝か昼か忘れたが、とある指示のメール。「11月30日『までに』・・・」という件名。「までに」と書いてあれば、それまでにすればいいものだと思いますよね。常識的に。中身を見て、「16日にしておきます」と書いたら、「11月30日の午前にするということ」ということをとうとうと長いメール。参りましたね。11月30日の件に関して要点だけ読んで流しています。しかし、作業内容を冷静に考えたら、確かに30日午前にしなければならないことで、メールの引用箇所にもそう書いてあったので、それもそうかと思って流しました(それなら件名をどうにかせい!と思いますがねw)。


こんなもんはまあ、小さな部類に入るもので、どうにでもなるわけですが、どうにでもならないものもあります。


それはあの「仕分け」です。見ました?ライブ中継。若手研究者支援が1割から5割という幅がありつつも、削減が決まりました。学術振興会特別研究員の特別研究員奨励費など削減です。科研費の若手研究も削減です。いろいろあの議論に対して、思うところは大いにありますが、あのような結果が出たことに大変残念に思います。若手研究者の研究動機が大きく下がることを私はホントに心配しています。削減された枠で私たちはできることを考えなくてはなりません。


これからの日本の研究レベルはどんどん下がり、将来は大学が高校の延長としての教育機関に過ぎなくなる時代がこのままの政策が続けば来るのではないかという最悪なシナリオもよぎりますね(それで喜ぶ大学教員もいると思いますが、私は「最悪」に思います)。最近は教育大学なんて言葉が出てきていますが、そんな言葉、ないですから。


有能で、研究ができる大学教員、研究者は海外へ流出し、海外のために貢献できる研究をするようになる。特許も日本ではなく、滞在国で申請する。そんなことがもう実は始まっていますし、もっと表面化してくるのだと思います(遺伝子研究とかはもう日本の研究者にも海外からのヘッドハンティングが来ていますよね)。そのころに「研究シフト」にしても、もう手遅れです。そうならないように願うばかりです。今の政権がどこまで「研究」している現場を見ているかですね。今は全く見ていないと思いますが(鳩山首相は東工大の助手をされていたので、研究の現場というものはおわかりだと思うんですけどね)。


前に、とある先生から聞きましたが、「これからは日本や欧米の高等教育機関・研究機関に就職するというような時代ではないよ。アジアの発展がこれからますます進み、アジア圏の大学や研究機関に就職するという時代がもうすぐ来るよ」と。


この状況はもしかすると私たちのすぐ目の前に来ているのかもしれませんね。


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しかし、金井先生@神戸大学、中原先生@東京大学のリフレクティブマネジャーの話は当たっていますね(笑)。今の状況、東京大学で勤務していた頃の環境とリフレクティブマネジャーなどの企業内人材育成関係の書籍や論文を読んでると、メタ認知が強化されていいですね。効果的だと思います。
モバイルAR(Augmented Reality)。「拡張現実」と言われる技術なんですが、たとえば、カメラを通して、現実のオブジェクトを見ると、そのオブジェクトの上にオブジェクトに関する情報を表示することがでいます。「拡張現実」というものが伝わるイメージがあるといいのですが、ちょっと手元にないです。すみません。

今は道案内とかに利用されているものがありますが、教育にも利用できると思います。学習環境は何も学校だけじゃないですし、学習科学の世界では文脈に錨付けされた知識の有効性について主張されておりますので、この「場所」というのも含まれて利用され得るものだと思います。

BEATセミナーでは12月5日に「モバイルARが拓くPlace Based Learningの世界」と題しまして、モバイルARの教育利用について検討したいと思います。

皆様のご来場をお待ちしております。

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「モバイルARが拓くPlace Based Learningの世界」 12月5日(土)開催!


BEAT(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座)では、公開研究会「モバイルARが拓くPlace Based Learningの世界」を開催いたします。


モバイルARは、拡張現実(Augumented Reality)技術を携帯デバイスで実現するもので、ケータイをかざすことによって、その場の映像の上に様々な情報を重ねて見ることができます。iPhone用のアプリケーション「セカイカメラ」で注目を集めたこの技術は、他キャリアのケータイでの試験的サービスも始まっており、近い将来教育をはじめとした各種サービスの基盤になる可能性を持っています。


教育の領域でも博物館などでARの利用が進められてきましたが、モバイルARの出現によって、様々な場所で学びのきっかけを作り出すことが可能になります。今回のBEAT Seminarでは、試行的に行われている事例を検討し、今後新しく生まれてくるであろう場所を基盤とした学習の可能性について検討していきたいと考えています。


みなさまのご参加をお待ちしております。


-------------【2009年度 第3回 BEAT Seminar概要】-------------
■主催:東京大学大学院情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座

■日時:2009年12月5日(土) 午後2時00分~午後5時00分

■場所:東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(赤門横)
福武ラーニングシアター(B2F)

■定員:180名(お早めにお申し込みください)

■参加方法:参加希望の方は、BEAT Webサイト
にて、ご登録をお願いいたします。

■参加費:無料

■内容:
1.趣旨説明 山内祐平(東京大学大学院情報学環 准教授(BEAT併任))
久松慎一(BEAT特任研究員)

2.◎講演(問題提起・事例紹介)
[事例紹介]
・Past Viewer / 東京大学ARキャンパスツアー
中杉啓秋(博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所)
・バーチャル飛鳥京
角田哲也(株式会社アスカラボ代表取締役)

[指定討論]
西森年寿(東京大学教養学部 特任准教授)

3.参加者によるグループディスカッション

4.パネルディスカッション
『場所を基盤とした新しい学びの形とは』
司会:山内祐平
パネラー:中杉啓秋・角田哲也・西森年寿
来る11月21日に本センター主催で第6回専門分野別教育開発セミナーを行います。テーマは「国際標準の大学教育」で、今後、留学生の受け入れと日本人教職員の海外へ派遣がすすんでいくと思われますが、世界の中での大学の立ち位置をどう考えるのかという長期的な視点を持たなければなりません。そのきっかけとして、おそらく当面の課題となる、自分の授業をどう英語で教えるかというところがあると思います。本セミナーは、英語でどう教えるかというところから始め、世界の中の日本の大学を考えるきっかけになればと思っています。

ご興味がある方は是非ご参加のほど、宜しくお願い致します。

第6回専門分野教育開発セミナー
「国際標準の大学教育 いかに自分の専門を英語で教えるか」
 の開催について(御案内)



日 時 : 11月21日(土)13時~17時10分

会 場 : 金沢大学サテライトプラザ3階集会室

主 催 : 金沢大学大学教育開発・支援センター

共 催 : 留学生センター、外国語教育研究センター、国際学類、
 国際交流本部

後 援 : 大学コンソーシアム石川

  プログラム:
13時~13時10分 開会挨拶
長野 勇 (金沢大学副学長)
青野 透 (金沢大学大学教育開発・支援センター長)

13時10分~14時10分 基調講演「英語による授業のノウハウ共有」
中井 俊樹 (名古屋大学高等教育研究センター准教授)

14時10分~14時20分 休憩

14時20分~15時50分 学内事例報告(3件)
「外国人教員から見た英語による授業運営」
Ertl John Josef (外国語教育研究センター准教授)

「環境をテーマとするジョイントクラスの実践報告」
結城 正美(外国語教育研究センター准教授)

「工学系大学院における英語による専門教育の実践報告」
中山 謙二(自然科学研究科教授)

15時50分~16時05分 休憩

16時05分~17時05分 ディスカッション

17時05分~17時10分 閉会挨拶
志村 恵 (金沢大学留学生センター長)


詳細は、以下の当センターHPをご覧ください。
http://www.rche-kanazawa-u.jp/pdf/20091121.pdf

参加申し込み・問い合わせ先
大学教育開発・支援センター 西山宣昭
E-mail: nnishiya@ge.kanazawa-u.ac.jp

Twitter Widgetをつけてみた

Twitter Widgetをブログにつけてみました。Twitterのページから提供されているんですね。私はFlash版を選んでみました。ちょっと重いですね。HTML版がいいかな?どうですかね?

あとGreeはTwitterと連携しましたね。Mixiは独自のTwittアプリを作り込み、Greeは連携。どっちがいいかというと、Twitterとの連携の方がユーザーとしては手軽で良いかも知れないですね。ただ、Mixiは本当に知り合いだけのTwittということになるので、逆にそれはそれで安心感とかはあるかもしれないですね。

IKEAへ行く

昨日は嫁さんの運転でIKEAへ行く。下道で行くにも、渋滞で思ったより時間がかかった。1時間以上。なかなかかかるものだ。さらにカーナビの案内もわかりにくい。情報が古いのかなんなのかわからないけど。


IKEAってどこの店舗でも内部構造は変わらないのだろうか?船橋のIKEAと同じだった。統一させるには何かわけでもあるんだろうね。娘がフェレットの人形が気に行ったようなので、買ってあげる。他にもいろいろ娘用のものを買う。時間はかかったけど、行って良かったです。


帰りは高速を使う。いやー、不安でしたよ。IC出るところって急カーブあるじゃないですか?そこでも飛ばしますからね・・・「ちょっとさ、スピード抑えなよ。怖いから」っていうと、「ごめん、ごめん」と。


渡辺君@首都大がですね、うちの嫁さんの運転で御殿場に行きたいらしいのですが、それはもうちょっと先になりそうです。

昨夜の戦い

Image4101.jpgいやー、なかなか寝なくて大変でした。10時には寝させようとしたのですが、それができず・・・


ずっと抱っこして、立ちっぱなし。娘はぐずる。ずっと泣いている。


親指をしゃぶりだしたので、そろそろ寝るなぁと思ったら、寝た。寝たのはいいが、ベッドに置こうとすると大泣きする。暴れて大泣き。壁をどんどん蹴るし。大苦戦しました。11時半に一度寝たのだが、1時半に泣いて起きる。「はいはい、はいはい」と、自分の方へ抱き寄せると不思議とすぐに寝た。でも、腕に体が乗り、ものすごく痛い。今も痛みが残ってる。意外に重い。


ここからは1時間半間隔でぐずりだすも、夢でも見ているのか、ずっと目をつぶったままだった。ただ、夢(?)で泣くたびに私を蹴り、手で顔をひっかいてくるので、これで私は目を覚ます。おかげで眠れず。


今朝はおとなしかった。粉ミルクをあげても泣くのはわかったので、あえてあげない。保育園につれて行き、家に帰るとどっと疲れが・・・4時間ほど寝てしまった。おかげで仕事が進まず・・・


しかし、これを毎日やるというのは本当に苦労することだ。特に仕事をしている母親は大変なことだろう。母親の力に感心し、尊敬する。


佐藤(智)先生@東京大学がこんなのがあると。
iPhoneで泣き声を翻訳する「赤ちゃんリンガル」

やばい。欲しいかも。

今日の行動、そして娘と格闘中・・・

たいへん。まじで。

保育園へ預けて、大岡山へ出る。髪を切りに行った。すっきり。
そこから、四川屋台か王将かで昼を食べようと思い、迷い、Twitterでつぶやいてみたら、渡辺君@首都大が「四川、行ってないんじゃないすか?」という一言で決定!四川で坦々麺+パーコー+ギョウザで思いっきり中性脂肪をとる。その後、すかさず東急ストアへ行き、黒ウーロン茶を飲む(なんか、こういう過ごし方、懐かしい・・・)。

大岡山は相変わらずいいところだった。東京に住むなら大岡山だな。っていうか、在学中は大岡山に住んでいたんだけどね。企業時代は寝坊、遅刻の常習犯(今も変わってないと思うけど)だったので。

その後、横浜に出て、ユニクロでヒートテック4着と、ヨドバシでBRIOの0歳児用おもちゃ2点を買い、夜の寝かしつけるまでの「格闘」に備える。

最寄りの駅まで帰り、iPhoneに機種変更するかどうか迷う。お店の人からはiPhoneのネガティブな話ばかり(笑)

壊れやすい、壊れたら保証はなし、アップルストアまで行って、本体ごと有料で交換、電波が悪い・・・
「ソフトバンクとしてはあまりオススメではないんですか?」と聞くと、「今、流行りなので、変えたがる人が多いのですが、そういう保証がないとか、デメリットの話をよく聞かないで契約されて、壊れた時に『そんな話は聞いていない』と言われるので、こういう説明の仕方をしています」と。なるほど。あまりテクノロジーに詳しくない人は聞いてなさそうだ。納得。

私としては、別に故障しても、有償でも直してくれたらそれでいいのだけど、今後、システム開発する時に携帯向けアプリを作らないとも限らないので、携帯がなくなると確認ができない。それは困る。でもiPhoneはiPod Touchと変えが利くので、携帯+iPod Touchでもいいかなと思ってみたりする。ただ、知らなかったのは、機種使用期間が2年を超えても、利用料金を2年間分支払った後でないと損をするということで、私の場合は来年2月以降でないと損をすると言われた。既に今の携帯でWeb機能がおかしくなってきているので、変えたいと言えば変えたいのだけどね。


最寄りの駅からバスに乗って保育園に行こうとしたが、25分待ち。なので、保育園まで歩いた。かなり遠い。30分くらい歩いた。途中の山が結構きつい。


迎えに行き、タクシーで帰ろうとしたら、他の方が近くまで車で送ってくれると。保育園の保護者のコミュニティーなんだろうね。お互いに助け合う。うちは今、保育園に入ったばかりでいろいろ助けてもらうことが多いのだけど、これから段々、助けることが増え、バザーなどのお手伝いをし、十全的役割を果たしていくんだろうな。まさしく正統的周辺参加だと思った。


さて、大変なのは家に帰ってから。大泣きをする。こっちもかばんを置いて、お風呂掃除をして、離乳食の準備をして、洗濯物を取り入れて・・・いろいろせねばならん。でも泣く。抱っこしろと。でも抱っこしても泣く。つまり嫁さんを求めている。でも嫁さんはいない。これはまぎれもない事実なのだ。なので、その事実を認識させるため、泣かせる。ずっとほっておく。淡々と、粛々と片付けをする。明日の保育園の準備をする。


それでも泣いている。日本シリーズを見ながら泣いている。出番が早いと思いながらも、今日買ったおもちゃを出す。最初の食いつきはいいが、嫁さんを求める力を抑えることはできず、玉砕・・・
わかる。たぶん、ミルクを求めている。うちは完全母乳なので、子どもの健康という点には良いのだけど、嫁さんがいないと子どもは満足しない。これは男の私では対応はできない。これに気づいて、粉ミルクでミルクを作っていたら、寝てしまった。


さて、これであと2時間くらいは静かだが、この後はまた格闘。今夜は長そうだ。


朝にも書いたが、これを毎日、嫁さんがやってると思うと、本当に尊敬する。同じ職にいる者であり、さらにパートナーとして申し訳なく思う。しかし、こんな中で論文を2本も書いたのか!この、言葉も通じぬ1歳にも満たない、理不尽な子どもを育てながら・・・しかもそのうち1本は教育工学会で論文として採録された。1発でB判定で(条件が1つだけ。これには嫁さんの師匠の加藤先生@放送大学も驚いていた。私は始めてみた)。ちなみに私は日本語の教育工学会論文誌へ論文として採録されたことはない(というより、出さなかった。なぜ出さなかったかはまた今度お話ししよう)。もう1本は論文から研究ノートに格下げになり、今、査読中らしい。それでもすごいことだが。


しかし、母になるというのはすごいことだな。
さて、起き始めたか。戦いは続く・・・

子どもと2人

今日から嫁さんが仕事で泊りの出張です。そのため、私が有給をとって子どもの世話をしないといけません。朝5時45分に子どもが嫁さんが起きて、いないことに気づき、目を覚まし、うめき始める。もちろん、私は眠い。


でも耐えきれず、6時過ぎに起き、うるさいので抱っこをする。本当に大変なのは嫁さんが出張に行ってから。朝食を食べ、着替え、歯みがきをし、身支度をする。そのたびに子どもを1人にして、置かないといけません。その度に泣いて泣いて、大変です。泣いている理由は眠いから。「それなら起きてんじゃねーよ!」と思いますが、そういう制御もできないんでしょう。眠らせてやりたいのは山々ですが、こっちも準備をしないといけないので、大泣きしているのをほっておいて、準備を淡々とする。抱っこをしても泣き続ける。大変。嫁さんに抱っこしてもらいたいんだろうな。


車は嫁さんが使ったので(私はあってもたぶん運転しないけど)、タクシーで保育園へ。タクシーの中では元気。声を出して喜んで、シートベルトやら、何やら触って、「あーあー」言っている。保育園についてからも超ごきげん。保育園が好きってことは前から聞いていたが、本当に好きなようだ。保育園は布おむつで初めて布おむつをはかせる。布おむつにするとおむつ離れが早くなるらしい。


そして、今日は髪を切りに行く。出身の東工大近くにあるお店です。髪切って、王将でもいくかな。学生のころのようなイカレタような組み合わせでは食べませんが(笑)


さて、大変なのは今夜だな。風呂をどうするか、どう寝かしつけるか。いつもこれが大変らしい。泣くのは仕方ないと思って、淡々とやるか。泣き疲れて寝てくれるのが一番いいのだが、そうもいかないらしい。今夜は格闘だな。そして明日の朝も・・・明日夜には嫁さんが帰ってくるので、それまでしのがないと。


嫁さんは毎日、こんなことしてるのか・・・尊敬するわ。狂ってしまいそうだ。
「超辛いんすけど。」(浜田ブリトニー風)

リフレクティブマネジャーを読んで

中原先生@東京大学から金井先生@神戸大学と一緒に書かれました「リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省をする」を頂いた。中原先生、ありがとうございました。


内容としては企業内教育に何かしらで関わっている方に向けられたものだと思いますが、企業内教育に関わらず、アカデミックポストにいる人も、学生でも読むのが良いのではないでしょうか。特にアカデミックポストで、管理職に就いている方、それに準ずる教授・准教授級の先生には読んでもらいたいと思います。


導入は「上司拒否」という話から。マネジャーのやるべきことが数十年前に比べて、増えているという話。部下のメンタルケア的なことから何から何まで。それを見て、新人君たちは「マネジャーにはなりたくないね」という。きょーかんしますね。何に?ええ、その新人くんたちに。私もそうですから。管理職というものになること自体に興味は全くないのです。赤堀先生も私に「ヒラの教授ってのが、研究もできて、一番いいんだよ」と。


主な内容は「人は周り(上司・同僚・後輩・取引先など)との相互作用により学習する」ということなのですが、学習過程の中で内省(行動中の内省と行動後の内省)の重要性について金井先生、中原先生のご研究の成果やご経験から説明されています。しかし、大人の学び、特に内省によって引き起こされる有効な学びは苦痛を伴う。それは内省によっては今まで自分が気付きあげてきた経験や持論というものすら「通じないかもしれない」という内省が必要となります。これを「学習棄却」、「学びほぐし」、"unlearn"という言葉で説明されていました。内省によってはunlearnが求められ、新たな経験をすることが求められ、新たな持論を構築するプロセスが必要になる。この持論・経験というものが、ややもすれば、「おやじの説教」、「陳腐な格言」になり下がってしまうということがあり、"unlearn"が必要であることを理解する必要性について説明されています。


3章では、学びのきっかけになる仕組みとして対話による学習、特に組織における学習共同体とその意味、効果について説明されています。特に正統的周辺参加(Lave & Wenger, 1991)について、アフリカの仕立て屋の例を挙げ、説明されている。これは有名な話で、新人は衣服の作成工程で最後の工程(ボタン付け)から経験をし、どんどん作業の重要な部分(失敗が許されない部分)へ関わっていくことなるという話で、これにより、衣服の作成工程において、全体的な把握ができるようになるとしている。この本では特に内省というのがキーワードになっているので、その中でマネジャーがどのように学びに関わり、内省を促す仕組みを作るか話されています。


   

3章の最後の方で、中原先生が「理念の浸透」について説明しています。組織にはミッションや理念というものがあります。マネジャー級の人はそれを浸透させたいと思う。そのためには新人教育、社内報の発刊、社員研修で徹底するなどを行う。中原先生はこれらは学習効果がないとは言えないが、導管メタファーに沿ったもので、ただただ情報を受け手に流し込んでいるだけにすぎないと主張しています。私が自分の経験からも納得したのは、中原先生が引用されている高津尚志さんの言葉で

「会社は社員一人ひとりに理念を浸透させたいというが、社員は誰も理念を浸透させてほしいなんて思っていない」

ということです。これは本当にそう思います。私も会社にいた時に部長や社長が「うちの理念は●●だから、それに沿って、がんばるように」とか言われ、人事部からもよくわからん説明をされても、社員はそんなことに同調するわけないのです。私も覚えてないくらいですが、たいした話と思って聞いていなかったのだと思います。上司から強制され、言わされる理念なんてもんはそんな程度の価値しかないのです。そんなことで、人間の考え方、もちろん行動なんて変わるわけがないのです。この理念浸透について、どう考えるかということも触れられていました。


4章「企業がどう個人の学びを支援するか」では、「私の教育論」の弊害、「なんとなく研修」がなぜ行われるのかという話などについて説明されています。5章では企業「外」人材育成という題で、中原先生がされているラーニングバーを例に、企業外での対話と内省の仕組みについて説明がされていました。このあたりは読んでみてください。私はラーニングバーに参加したことがありますが、驚くほど企業の方が多く(参加希望者数が多すぎて抽選になるそうです)、興味深いお話を聞き、「対話」しました。ブログに書いて、アウトプットしました。本当に頭に残るんですよね。


この本の話は大学組織でも同じだと思います。大学でも組織によってミッションは異なりますし、大学が持つ理念にどう貢献するかということを把握しておかなければなりません。でも、末端の教員はそこまで考えているのか?というと考えていないと思います。今、FDということで、教員の資質向上のため、様々な方策を各大学で検討し、実施されてきています。しかし、それらは現状のところ、「導管」的な学びで、「導管」から抜け出せているところは数少ないのではないでしょうか。


FDの研究を進めるにあたって、この本は私に多くのヒントをくれましたし、私個人が今後、研究者としてのキャリアを築き上げるにはどうあればいいかということについても参考になりました。

4章にあった、中原先生の言葉がグッときます。

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あなたは、大人に学べという
あなたは、大人に成長せよという
あなたは、大人に変容せよという

で、そういう「あなた」はどうなのだ?
あなた自身は、学んでいるのか?
あなた自身は、成長しようとしているのか?
あなた自身は、変わろうとしているのか?
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前に私は「なぜに英語から逃げる」というエントリーをしました。結構、刺激的な内容だったようで、Twitter上でもいろいろ反応がありました。内容は修士学生に向けられたものですが、あれは私にも向けられているのです。私は今のところ、英語の文献を読んでいます。でもそれを止めた時、私は1つの学びを放棄したことになります。英語が逃げず、続けること。これは私が学んでいるのか?成長しようとしているのか?という問いを自分にもするきっかけになります。



この本は企業内人材を対象としていますが、それゆえに学習科学で言われている理論もわからない人にもわかりやすく書かれていますし、教育フィールドを研究分野としていない研究者も一度読まれるといいと思います。就職希望の学生にも良いと思います。金井先生と中原先生との対話という形で話が展開されているのが面白いです。そのため、話がどうつながっているのかわかりやすいですね。おもしろい本でした。勉強になりました。


ちょっと質問もあります。最初の「上司拒否」という話になりますが、文面上はマネジャーになることが良いというようにも解釈できます。理解違いしている部分があるかもしれないのですが、マネジャーの経験=上位の経験=一皮むけた経験という話のようにも解釈できました。そういう解釈で良いのか?

#私の世代も専門を極めることに価値を置く世代だと思いますね。業界にもよるのでしょうけど。
#もっというならば、「やりたいことをやりたい。」ということなのだと思います。まだ私たちの世代
#は「やりたいことをやるには修行が必要」であることは認識はしていると思いますが。
#WBSの就職活動特集で「やりたいことをさせてもらえる企業を選びます」と言っていた学生が
#いたけど、「いつかはさせてもらえるかもね(笑)させてもらえない可能性も大きいけど」と思って
#聞いてましたけどね。


あと、企業内人材育成関連の研究、特に組織の観点でみた研究のゴールというものが、やはりよくわからないのです。人材の情意面の改善ということで良いのでしょうか?本書でも人事部の人が「とりあえず研修」を依頼されるというお話があったのですが、この情意面の改善というところに重きが置かれているから、人事部の人たちもよくわからない要望を言われるということは考えられないでしょうか。とはいえ、客観的に何をもってうまくいったとするかというのも難しいというのも理解できます。数値的なもので研修のゴールというのも人事の人は言いにくいとも思います。単純に何かの技術を身につけるという話ではないので。


さらに数値的な評価をするにしても、企業内人材育成となると、失敗はできないですから。何か悪い数値でも出てくると公表できないところもあると思います。これが企業内人材育成に関する研究を難しくしている一つの原因だと思います。教育の観点ではまだまだ研究の数が少ない状況ということですので、今後、何か測る良い基準というものが出てくるのかもしれません。


などなど、質問ももう少しありますが、それはまた今度、直接中原先生とお話しする機会があればぶつけてみたいと思います。





ラーニングバー

ラーニングバーに参加してきました


このサイトは金沢大学 大学教育開発・支援センター 准教授 山田政寛(やまだ まさのり)のブログです。教育工学の観点からICTを使った教育環境の構築と評価に関する研究を中心に行っています。