先日、JSiSE若手の飲み会(なのか?若手の人が多かったですが)に参加した時、根本先生@熊本大学と酒を飲みながら地方大学の状況についてお話をしていました。
熊本大学の事情、金沢大学の事情、同じ地方でも、その構成員や力を入れている部分でも大きく違っていて面白かったです。でも教育学部や教養系の立場というのは地方大学の場合、あまり変わらないのかもしれません。
しかし、根本先生とお話しをしていてうらやましいと思ったのは、同じ研究分野の方々がいて、そういう方々と研究のお話ができることでした。熊本大学には、教育工学でもご高名の鈴木克明先生、企業内教育でお名前を見ないことはない北村士朗先生がた、教育工学のご研究をされている先生方が身近にいらして、教育工学の研究について気軽にお話できる環境があるというのはうらやましいことだと思いました。そういう身近にあるアカデミックコミュニティーの存在は大きいですね。
私の先輩でもあります、佐藤弘毅先生@名古屋大学とJSiSEの時にお話しましたが、佐藤先生もアカデミックコミュニティーに飢えているのだそうです。研究の話を2人でした時、楽しかったです。東京大学にいた時は隣が北村先生でしたし、お互いの研究の関心が近い部分もあったので、研究について深くお話しできる機会がありました。
金沢では残念ながら私の周りに教育工学の先生がいないこともあり、教育工学の研究について話をする機会がないというのはなかなか辛いところではあります。
(以前、中川一史先生@放送大学が所属されていたセンターにはいらっしゃるそうですが、残念ながら、本センターとのご縁はあまりないんだそうです)
しかし、教育工学の研究者が私1人であるがゆえに私はここにいるのだとも思います。ここがなかなか悩ましいところだと思います。自分の研究について、いろいろ考えても、本当にこれでいいのか?と悩むことも多いです。もう博士もとったので、独り立ちしないといけないのですが、なかなか難しいですね。相変わらず、へっぽこなことを言ってます。
以前、私がまだ博士1年か2年だった時、佐藤先生が赤堀研究室にいらして、「なんか、こういう研究の場に来るとホッとするよ」とおっしゃられました。私も遠隔ではありますが、加藤先生@放送大学のCSCLゼミ、BEATの会議、東京大学・青山学院大学での科研会議に参加すると楽しいというのは佐藤先生の想いと似たようなことなのかもしれません。
週末から私が出身の大学院、東京工業大学の研究合宿があります。今までは赤堀先生がいらしたので、赤堀研究室が中心に運営をしていましたが、今年度から赤堀研究室のOBでもあります加藤浩先生@放送大学が引き継がれ、赤堀研究室出身者だけではなく、加藤研究室所属・OB/OG、CSCLゼミ参加者も参加しています。今回からはいつも輪読なのですが、今年度はちょっと趣向を変え、4つのテーマセッションを行い、議論を行うという形になるようです。私は「FDを研究にするには」というセッションのコーディネーターをすることになりました。私もちょっと勉強も含めてレジュメを作っていましたが、いろんな観点があることがわかりました。研究という観点をずっと持つことができる場というのは本当に私にとって最優先であり、価値が高いものです。楽しみです。
「研究をしたい」、「研究成果を出したい」、「論文を出したい」という強い気持ちがある研究者がいるコミュニティーというのは本当に活発的で、私にとって刺激になりますね。

