ED-MEDIA2009でもゲーム関係の研究は多く見受けられましたし、今後も1つの教育環境として注目されていくかと思います。







いろんな教育ゲームがありますが、その中で最近は環境ゲームも増えてきました。以前、こちらのサイトでもゲームではないですが、環境をテーマにした教育システムやWEBデザインを紹介させて頂きました。
環境教育は思想、日常生活の意識に強く関係するので、子どものころからの態度育成が重要とされています。環境ゲームで子供向けのものがあり、おもしろいものがありましたので紹介させてください。
Kids Planetというサイトです。

全部、Flashで開発されています。子どもウケするかわいらしいデザインですね。
このサイトの中で「へらそうCO2ゲーム」をクリックするとゲームが楽しめます。


川から流れてくるごみをあざらしがヘディングをしてゴミをあげてくるので、ユーザーはタイミングをみて、スペースキーを押してごみ箱にいれます。

点数が表示され、ランキングもトップに表示されるので競争心をわき立てます。

ステージ1をクリアすると、ゲーム難易度があがります。今度は川には燃えるゴミと燃えないゴミが流れてくるので、ゴミ種別でごみ箱を方向キーで選択して、いれます。これがなかなか難しい!

もう1つ、環境ゲーム「エコエゴ」というものがあります。これはかなり難しいです。普段の生活が環境に影響を与えるのかを意識させるものだと思います。
たとえばエアコンを入れると部屋は過ごしやすくなるのですが、外は暑くなり、環境が悪くなってきて、動物が死んだり、植物が枯れたりします。
キャラクターはエアコンをつけたり、はみがきをしたり、買い物などをするので、その時に環境にやさしい行動をすると環境は良くなります。

私の場合はもうボロボロです・・・温暖化で水位は上がり、葉は枯れ、鳥も死んでしまいました。難しいです。
ただ、なんでも環境配慮すればいいのではなく、エアコンをずっと切ってると部屋の温度があがり、キャラクターの体調が悪くなってきます。
環境配慮しすぎて、体を壊し、キャラクター自体が倒れてしまうとゲームオーバーです。
かなり難しいですし、結構フィードバックが極端なので、「そこまでやりすぎでしょう」と思ったりもしますが、ゲームとして、Malone(1980)がゲームの要素として挙げている、好奇心、挑戦、ファンタジーの要素が入っています(確かMaloneら(1987)ではもう1つの要素が追加になっていたと思います。ちょっと忘れましたが)。おもしろいですね。
こういったものを今後、さまざまな教育場面で使用してみて、学習の情意面にどういう影響があるか、また学習項目の習得自体に効果があるか、見てみるとおもしろいですよね。ただ、環境の場合は単純な学習効果を見るだけではなく、現実世界の行動がどうなったのかというところも重要な評価項目ですので、ここがどうなるのか気になります。
子どもの場合はこういうゲームを子どもにさせた後の親の役割がキーになりそうです。
Kids Planet
Malone, T.W. (1980) What makes things fun to learn - Heuristics for Designing Instructional Computer Games, Symposium on Small Systems, Proceedings of the 3rd ACM SIGSMALL symposium and the first SIGPC symposium on Small systems, 162-169

