嫁さんが切迫早産の可能性があるということで、入院してから1週間と少し経った。
できるだけ毎日、仕事帰りに病院に寄って様子を見に行ってたけど、容態も安定してきている。ちょっと安心。金沢出張中にいきなり「今から入院することになったから」と電話があり、不安で、どうなることかと思ったが、落ち着いて何より。
子宮口が4から5cm開くと出産ということになるらしいのだけど、嫁さんは2.5cm開いていて、ちょうど2.5cmというのが、切迫早産の可能性がある判断基準になるということ。今はずっと横になって安静にしているおかげもあって、閉じてきて、胎児も上にあがってきているものの、絶対安静の状態は続いている。仕事柄でパソコンを使わなければならないので、パソコンを持っていたのだけど、看護師さんから「座る姿勢もダメなんですよ。パソコンを触っていたら、いつまでたってもよくなりません」と注意を受けたらしい。とにかく腹筋を使うこととお腹に重力がかかることを避けなくてはいけないらしく、座る姿勢もできるだけ避けなくてはいけないということのようです。
少なくとも34から36週までは絶対安静の状態でいてほしいということで、3月中旬から下旬までは入院が続きそうです。この機会にいろいろ本を読みたいということで、エンゲルストームの「拡張による学習」など持って行ってあげた。エンゲルストームは難しい!彼女はもともと美術の人なので、哲学も好きで結構読んでいたようなのですが、再度、哲学をおさらいして、理解しておかないとエンゲルストームは読み切れないと言って、ヘーゲルやカントの本を買っていた。マルクスはある程度(ちょっと?)は知っているとのこと。
しかし、彼女を知っている方は知っていると思いますが、病院に行っても、いつものようにあの元気の良さ。あの声を聞くと安心する。あの声が家で聞こえないのが寂しいものです。
やはり妊娠中に博士論文、国文研での源氏物語展での実践、教育工学会論文誌の執筆(ありがたいことに採録ということでした)、中学校の美術での研究実践と立て続けにプロジェクトをこなしていたのが原因だろう。彼女自身、自分の研究ができていて、楽しそうにやってはいたが、精神的なものと肉体的な疲労というものは全く別モノなのだと思う。
自分で「まだまだいける」と思って、疲れに対して自覚症状がないのが一番危ないのだという。これは私も気をつけなければならないこと。研究者は自分が好きな研究をやっていることもあって(もちろん、やりたくないこともやらないといけないこともあるので、企業で勤めているような感じでもある)、ストレスを感じていないと思われがちなのだけど、健康にはあまり良くない職業かも。楽しいが故に。
そして私は明日から海外。強行日程が続く。3月第一週末まで日本を離れる。不安ではあるけど、明日からお義母さんが来てくださるとのこと。本当に感謝している。お義母さんにはいつもお世話になりっぱなし。申し訳ない。
明日からバルセロナ。そして3月2日からはアメリカ。今年度もあと少し。がんばらねば!

