現実の学習・活動とWEBアプリの対応について

前にも「Googleで環境教育」というタイトルで紹介したと思うのですが、アメリカの方ではGoogleが提供するアプリケーションで環境教育を行っているということで、その記事が掲載されていました。


The Latest on Google Apps for Education
http://googleblog.blogspot.com/2008/10/latest-on-google-apps-for-education.html


Googleは最近、さまざまなアプリケーションを出していますが、特徴として2つあると思います。1つは現実社会との接点だと思うのです。YouTube、Picasa、Map, Street Viewなど様々なアプリケーション、それに伴うAPIが公開されてきていますが、これらは現実に存在するものが介在されてこそ活発的に利用されるアプリケーション群だと思うのです。2つ目は見せ方だと思います。より直観的に操作ができ、直観的にわかる見せ方をしたアプリケーションだと思います。


Googleではバイオ燃料について考える教育ということで、アメリカをバイオ燃料で動くバスで大学のキャンパスに訪問し、学生たちと環境教育とGoogleのアプリケーションについて勉強するイベントを行っています。この模様をYou TubeやPicasa、Google MAPなどを用いて共有しています。イベント内で具体的にどのような学習がなされているのかはよくわからないのですが、この実践をみて、現実に行っていることをライブでも録画でも、共有し、見せていくことは参加しているメンバーの存在感と貢献度、心的なものも見えてきて、大変意味があることだと思います。


数年前に数回ですがiEARNというNPOのカンファレンスに参加していましたが、その場でされている内容もこのアプリケーションを使えば、もっと面白いことができるのではないかと思います。たとえば、おもしろかったのは理科の授業でサンオーブンを使って太陽の光で目玉焼きができるまでの時間を世界各国で比較するものがありましたが、これはOpen Socialをベースにして、Google MapやGoogle と連携できそうですし、より深く分析させるときにはGoogle Chart APIを使用したアプリケーションでおもしろそうなことができそうです。


これらGoogle APIで開発されるGoogle Appsは近年のWeb 2.0ブームで、まるで神器のように扱われ、Google Appsを使えば何かなるというように思われる節があるのですが、そうではなく、現実のイベントデザインをうまくしておかないと、これらツールの効果があまりあがらないということではないかと思います。GoogleのBio Busイベントも現実のイベントがうまくいくので、Google Appsが活発に使用され、2つ目の特徴の見せ方が活きるのだと思います。


今後、Google Appsを使ったアプリケーションが増えていくと思うのですが、その場合、そのアプリケーション上の学習と対応する現実の学習環境や活動がどのようにされているのか、アプリケーションとどのような接点があるのか、見てみたいと思います。